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定年後の家計簿公開!年金生活の実態レポート

皆さまこんにちは。今回は多くの方が気になる「定年後の家計事情」について、リアルな数字とともにお伝えします。

「年金だけで本当に生活できるのか」「老後資金はいくら必要なのか」このような不安を抱えている方は非常に多いのではないでしょうか。実際、60歳以降の家計管理は現役時代とは大きく異なり、収入が限られる中でいかに支出をコントロールするかが重要になります。

この記事では、実際の年金受給額や毎月の生活費、意外と知られていない節約のコツ、そして年金以外の収入源まで、定年後5年目を迎えた夫婦の家計簿を包み隠さず公開します。将来の計画を立てている40代・50代の方はもちろん、すでに定年を迎えられた方にも参考になる情報が満載です。

老後資金の不安を解消し、ゆとりある年金生活を送るためのヒントを見つけていただければ幸いです。それでは、実際の家計簿から見えてきた「定年後の家計の実態」をご覧ください。

目次

1. 【実態公開】年金だけで生きていける?定年後の家計簿から見える意外な真実

年金だけで本当に生活していけるのか?この疑問を持つ方は多いでしょう。定年退職後の生活への不安は、現役世代から高齢者まで幅広い層が抱える切実な問題です。今回は実際の家計簿データを基に、年金生活の実態に迫ります。

ある68歳の元会社員Aさんの家計簿を見てみましょう。Aさんは妻と二人暮らし、夫婦合わせて月額22万円の年金を受給しています。これは全国平均よりやや高めの水準です。

<月間収入>
・国民年金:約13万円(夫婦合計)
・厚生年金:約9万円
・合計:約22万円

<月間支出>
・住居費:3万円(持ち家だがメンテナンス費含む)
・水道光熱費:2.2万円
・食費:6万円
・通信費:1.2万円
・保険料:1.8万円
・交通費:1万円
・医療費:1.5万円
・趣味・交際費:3万円
・その他:1.3万円
・合計:20万円

一見すると、収支はプラスで余裕があるように思えます。しかし実際には、車の車検や家電の買い替えなど、突発的な出費が年に数回発生します。それでも約2万円の黒字を維持できているのは、退職金で住宅ローンを完済していることが大きな要因です。

住宅ローンが残っている場合、月々5〜10万円の返済が必要になるケースが多く、その場合は年金だけでは厳しい現実があります。また、Aさんの場合は健康状態が良好なため医療費が抑えられていますが、これが増加すれば家計を圧迫します。

意外な事実として、多くの年金生活者が「食費」を削ることなく維持している点が挙げられます。健康維持のための食事は最優先事項であり、むしろ交際費や趣味にかける費用を調整する傾向が見られます。

また、スマートフォンの格安SIMへの切り替えや、電力・ガス会社の見直しなど、固定費削減の工夫も目立ちます。みずほ銀行の調査によると、定年後に何らかの固定費見直しを行った世帯は約78%にのぼるとされています。

年金だけで生活できるかどうかは、「住宅ローンの有無」「健康状態」「地域による物価差」などの要素に大きく左右されます。余裕ある老後生活のためには、少なくとも500万円程度の貯蓄や、部分的な就労継続も視野に入れておくことが賢明でしょう。

2. 定年後の生活費は月いくら?60代夫婦の家計簿を完全公開します

定年退職後の家計運営は多くの方の関心事。実際にいくらあれば快適に暮らせるのか、気になるところです。ここでは実際の60代夫婦の家計簿を元に、年金生活の現実をお伝えします。

【基本情報】
・夫婦二人暮らし(夫68歳・妻65歳)
・持ち家(住宅ローン完済済み)
・年金収入:月額23万円(夫18万円、妻5万円)

【月間支出内訳】
▼固定費:計9万2千円
・水道光熱費:2万5千円
・通信費(携帯・インターネット):1万2千円
・保険料:2万円
・固定資産税等(年払いを月割):1万5千円
・新聞・定期購読:8千円
・自治会費等:2千円
・車関連費(税金・保険・ガソリン):1万円

▼変動費:計10万5千円
・食費:5万円
・日用品:1万円
・交際費:1万5千円
・趣味・娯楽費:1万5千円
・衣類・美容費:8千円
・医療費:7千円
・予備費:1万円

【月間収支】
・収入:23万円
・支出:19万7千円
・差引:3万3千円(貯蓄へ)

この家計の特徴は、住宅ローンがないこと。これが大きな安心材料となっています。また、健康維持のため食費は削らず、趣味や交際費にもある程度配分しているのがポイントです。

一方で注意すべきは医療費の変動。年齢とともに増加する傾向があるため、余裕を持った資金計画が必要です。また急な修繕費などに備え、毎月の余剰金を貯蓄に回しています。

多くの方が気になる「ゆとりある老後に必要な金額」ですが、住宅ローンの有無や住んでいる地域、健康状態、ライフスタイルによって大きく変わります。この家計例は都市部郊外での平均的な例と考えてください。

年金だけでは厳しいと言われる昨今ですが、住宅費がかからない場合は、比較的ゆとりのある生活が可能です。ただし、予期せぬ出費に備えた貯蓄は必須と言えるでしょう。

3. 年金生活者が教える!無理なく続けられる節約術と毎月の収支内訳

年金生活を始めて5年目になり、これまでの試行錯誤から身につけた節約術と実際の収支内訳をご紹介します。まず我が家の基本情報として、夫婦二人暮らし、持ち家(ローン完済済み)、公的年金月額合計23.8万円という状況です。

【毎月の収支内訳】
■収入
・国民年金+厚生年金:23.8万円
・配当収入:2.5万円
・副業収入:3万円
合計:29.3万円

■支出
・食費:5.5万円
・光熱費:2.2万円
・通信費:0.8万円
・医療費:1.5万円
・交通費:1万円
・交際費:2万円
・趣味・娯楽:3万円
・保険料:1.5万円
・雑費:1.5万円
・予備費:3万円
合計:22万円

月々の黒字額は約7万円ですが、この余剰金は将来の大きな出費(家の修繕や医療費など)に備えて貯蓄しています。

【無理なく続けられる節約術】
1. 電気代削減:昼間は太陽光の自然光を活用し、使わない部屋の電気はこまめに消す習慣づけ。また、オール電化にしたことで光熱費が約15%削減できました。

2. 食費の工夫:週2回のまとめ買いで衝動買いを防止。イオンやイトーヨーカドーの閉店間際に行くと値引き商品が多く、特に精肉・鮮魚は30〜50%オフで購入できます。野菜は近所の直売所を利用。

3. 通信費の見直し:大手キャリアから楽天モバイルに変更し、二人で月々8,000円だった通信費が3,000円に。固定電話は解約してIP電話にしました。

4. 「ポイント活用貯金」:クレジットカードのポイント、dポイント、楽天ポイントなどを徹底活用。ポイント支払いを選択することで、実質的な現金支出を減らしています。年間で約3万円相当のポイント還元があります。

5. 公共施設の活用:区の図書館や公民館の無料講座を利用。特に図書館は新聞・雑誌も読めるので、購読料が節約できます。

6. 医療費対策:ジェネリック医薬品の活用と年間医療費の管理。確定申告で医療費控除を受けるため、領収書は必ず保管しています。

7. 季節の切り替え:冷暖房の使用を極力抑え、夏は扇子や冷感グッズ、冬は重ね着や湯たんぽを活用。

大切なのは「切り詰める節約」ではなく「賢く使う節約」です。例えば外食は月2回と決めて楽しむ、旅行は平日の割引プランを活用するなど、生活の質を落とさずに支出を抑える工夫をしています。

また、予期せぬ出費に備えて、常に手元に100万円ほどの現金を確保。残りの貯蓄は定期預金や国債、少額の投資信託に分散させています。このバランスが心理的な安心感につながり、日々の生活を楽しむ余裕を生んでいます。

4. 老後破産を避けるための秘訣とは?定年後5年目の家計管理のすべて

定年後5年が経過し、年金生活の実態が見えてきました。老後破産という言葉が現実味を帯びる中、私たち夫婦が実践している家計管理の工夫をお伝えします。毎月の年金収入は合計で22万円。これに対し、固定費は家賃6万円、水道光熱費3万円、通信費1.5万円、保険料2万円が中心です。残りの9.5万円で食費、医療費、交際費などをやりくりしています。

老後破産を避けるための第一の秘訣は「予算枠の設定」です。食費は月4万円と決め、スーパーの特売日には必ず足を運びます。イオンやライフの閉店間際に行くと、惣菜が半額になることも。また、医療費は月1万円を上限とし、ジェネリック医薬品を積極的に活用。かかりつけ医との相談で、必要最小限の検査と薬に絞っています。

第二の秘訣は「趣味の収益化」です。私は定年前から続けていた園芸の知識を活かし、地域の園芸教室で月1回講師をしています。妻は手編みの小物を作り、地元の産直市場で販売。どちらも大きな収入にはなりませんが、月に合計2万円ほどの副収入になっています。この収入は「楽しみ費」として別管理し、旅行資金や孫へのプレゼント代に充てています。

第三の秘訣は「支出の見える化」です。エクセルで家計簿を作成し、毎日の支出を記録。月末には必ず夫婦で振り返りの時間を設けます。最近は無料アプリ「マネーフォワード」も併用し始め、自動で収支が分類されるので管理が楽になりました。この「見える化」により、無駄な支出が減り、年間で約24万円の節約に成功しています。

最後に重要なのが「緊急時の備え」です。年金だけでは大きな出費に対応できないため、退職金の一部を流動性の高い定期預金で管理。また、持病の治療費増加に備え、年間30万円を医療費積立として別口座に確保しています。万が一の際の生活費として100万円は、いつでも引き出せる普通預金に置いています。

定年後5年目の今、老後破産の不安はありつつも、計画的な家計管理によって安定した生活を送れています。予算管理、副収入の確保、支出の見える化、そして緊急時の備え—これらが私たちの「老後の安心」を支える柱となっています。

5. 年金+αの収入源はどう確保する?定年後の家計を支える意外な方法

年金だけでは不安…そう感じている方は多いのではないでしょうか。実際、平均的な年金支給額は月に約14万円程度。これだけで快適な老後生活を送るのは難しいと言わざるを得ません。そこで今回は、多くの年金生活者が実践している「年金+α」の収入確保法をご紹介します。

まず注目したいのが「シニア向けアルバイト」です。コンビニやスーパーのレジ、施設の受付など、週2〜3日程度の勤務で月に3〜5万円の収入を得ているケースが多いです。特にイオンやセブン-イレブンなどは高齢者雇用に積極的で、無理なく働ける環境が整っています。

次に「持ち家の活用」も効果的です。空き部屋をAirbnbなどで貸し出したり、駐車場として貸し出す方法があります。特に都市部では月に2〜5万円の安定収入になるケースも。また、庭や畑がある方は農作物を直売所に出品する「プチ農業」も人気です。JA全農の直売所などで月に1〜3万円の収入を得ている例もあります。

さらに「特技や趣味の収益化」も見逃せません。定年前の経験を活かした講師業や、編み物・木工などの手作り品販売、写真や執筆などのクリエイティブ活動。ハンドメイドマーケットのminneやCreemaで月に数万円の売上を上げているシニアも増えています。

「投資による不労所得」も重要な選択肢です。高配当株や投資信託、REITなどへの投資で毎月の分配金を得る方法です。例えば、日本郵政や三菱UFJなどの高配当株で年3〜5%程度の配当利回りが期待できます。元本2,000万円の運用で月に5〜8万円の配当収入が目安になります。

最後に「各種支援制度の活用」も忘れてはなりません。自治体の高齢者向け給付金や、介護保険サービスの利用による支出削減も実質的な「+α」になります。例えば東京都の「シルバーパス」のような交通費助成制度は年間数万円の節約になることも。

複数の収入源を組み合わせることで、年金だけでは難しかった生活の質を保つことができます。無理なく続けられる範囲で、ご自身に合った「+α」を見つけてみてはいかがでしょうか。

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