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実録:年金生活3年目の家計簿公開

こんにちは。年金生活に入って3年が経ちました。「年金だけで生活できるのか」「老後の資金はいくら必要なのか」という不安を抱える方は多いのではないでしょうか。

私自身、年金生活に入る前は同じ不安を抱えていました。しかし実際に生活してみると、工夫次第で余裕のある生活も可能だと気づいたのです。

今回は、私の年金生活3年目の家計簿を包み隠さず公開します。月々の収入と支出、節約のコツ、食費の管理法、固定費の見直しポイント、趣味や旅行を楽しむための工夫、そして将来の医療費・介護費への備えまで、リアルな数字とともにお伝えします。

驚くことに、年金だけでも毎月3万円の貯金ができるようになりました。その秘訣とは?食費を4万円から大幅削減できた方法とは?固定費の見直しで年間15万円も浮いた具体策とは?

年金生活を前向きに、そして豊かに過ごすためのヒントが見つかるかもしれません。これから年金生活を迎える方も、すでに年金生活を送っている方も、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

目次

1. 「驚きの節約術!年金だけで毎月3万円貯金できた家計管理の秘訣」

年金生活に入って3年目、ついに毎月3万円の貯金ができるようになりました。多くの方が「年金だけでは生活が苦しい」と感じていますが、工夫次第で余裕ある生活も可能です。私の年金受給額は月17万円。決して多くはありませんが、計画的な支出管理で快適な生活を実現しています。

まず取り組んだのは固定費の見直しです。携帯電話は大手キャリアから楽天モバイルに変更し、月額料金が7,000円から1,500円に激減。インターネット回線も光回線からモバイルWi-Fiに切り替え、5,000円の節約に成功しました。

食費は週単位の献立作りが効果的でした。月曜に一週間分の献立を決め、必要な食材だけをまとめ買い。特売日には肉や魚を多めに購入し、小分けにして冷凍保存しています。自宅での料理が基本ですが、月に一度は外食を楽しみ、メリハリをつけることも大切です。

電気代は時間帯別料金プランに変更し、深夜電力を活用。洗濯や食器洗いは割安な時間帯に集中させています。さらに、LED電球への交換やこまめな消灯で、以前より約30%の削減に成功しました。

趣味や娯楽は無料や低コストのものを選んでいます。図書館の活用、地域の無料イベント参加、シニア割引の積極利用などが大活躍。特に公民館でのサークル活動は月500円程度で充実した時間を過ごせるおすすめの方法です。

保険も見直しました。不要な特約を解約し、本当に必要な保障だけに絞り込んだ結果、月1万円の節約につながりました。

医療費は後発医薬品(ジェネリック)の活用と、年間の上限を考慮した通院計画で抑制。かかりつけ医をきちんと決めておくことも長期的には節約につながります。

こうした取り組みの結果、月の支出を14万円に抑え、3万円の貯蓄が可能になりました。大切なのは「削る」だけでなく「工夫して楽しむ」という発想です。年金生活でも計画的な家計管理で、心に余裕のある毎日を送ることができるのです。

2. 「年金生活者が教える!食費4万円からの脱出法と具体的な献立例」

年金生活で最も削減しやすいのが食費です。私たち夫婦は当初、月4万円以上の食費がかかっていましたが、今では2万5千円まで削減に成功しました。その具体的な方法と献立例をご紹介します。

まず、最大の節約ポイントは「まとめ買い」と「作り置き」の組み合わせです。毎週月曜日にスーパーのチラシをチェックし、特売品を中心に買い物リストを作成。水曜日の特売日にまとめて購入し、週末に作り置きおかずを5〜6品作ります。

例えば、鶏もも肉が100g78円の特売日には2kg購入し、唐揚げ、チキンカレー、照り焼きチキンなど複数の料理に分けて調理・冷凍します。野菜は特に値下げされやすい夕方に買い物へ行き、30%オフになった商品を積極的に選んでいます。

具体的な節約献立例をいくつか紹介します:

【朝食の例】
・自家製ヨーグルト(牛乳1L+ヨーグルト種で約10食分)
・トースト(業務スーパーの大きな食パン)
・ゆで卵(週に一度まとめて作り置き)

【昼食の例】
・自家製カレー(具材たっぷりで5食分)
・冷凍うどん(業務スーパー5玉198円)+冷凍天ぷら
・おにぎり+自家製味噌汁

【夕食の例】
・豚肉と白菜の重ね蒸し(白菜1/4個、豚こま200g)
・さばの味噌煮(冷凍さば切り身3枚398円)+小鉢2品
・もやしと豆腐のチャンプルー

また、食費削減に大きく貢献しているのが「自家栽培」です。ベランダでミニトマト、ピーマン、小ねぎを育てており、特に小ねぎは刻んで冷凍保存すれば長持ちし、味噌汁やうどんの薬味に重宝します。

スーパーのポイントデーやクーポンの活用も欠かせません。私はスマホアプリで複数のスーパーのクーポンをチェックし、10%オフの日を狙って保存のきく食材をストックしています。

食費削減の過程で気づいたのは、「安いから買う」ではなく「必要だから買う」という意識の変化です。使い切れる量だけを購入し、冷蔵庫の食材を定期的に見直すことで、食品ロスも減らせました。

最初は献立を考えるのに苦労しましたが、今では限られた食材でバリエーション豊かな食事を楽しめるようになりました。栄養バランスを考えながら食費を抑える工夫が、健康維持にもつながっています。

3. 「固定費の見直しで年間15万円浮いた!年金生活者の家計改善レポート」

年金生活に入ると収入が限られる中で、いかに支出を抑えるかが重要なポイントになります。特に毎月必ず発生する固定費は、見直すことで大きな節約効果が期待できるのです。私が実際に行った固定費の見直しで、年間約15万円もの支出削減に成功した実例をご紹介します。

まず取り組んだのは保険の見直しです。長年加入していた生命保険を医療保険中心の内容に変更し、月々5,000円の節約に成功しました。年間で6万円の削減です。退職後は会社の団体保険から外れることもあり、この機会に本当に必要な保障は何かを考え直すことが大切です。

次に効果が大きかったのが通信費の見直しです。大手キャリアから格安SIMに乗り換え、さらに光回線とのセット割を活用することで、月々4,000円ほど削減できました。年間にすると約5万円の節約になります。インターネットやスマートフォンは現代生活に欠かせませんが、利用状況に合わせたプランを選ぶことが重要です。

さらに電気・ガス会社の切り替えも効果的でした。電力自由化を利用して新電力に切り替え、ガスもセットにすることで月々2,000円程度、年間で約2.4万円の節約ができました。多くの会社では、Web申込みや口座振替にすることで追加割引が適用されることもあります。

住宅関連では、火災保険の見直しも効果がありました。補償内容を必要最低限に絞り、保険期間を長めに設定することで年間約1.2万円の削減に成功。また、自治体の高齢者向け住宅改修補助金を利用してお風呂の手すり設置や段差解消を行い、水道光熱費の節約にもつながりました。

固定費の見直しは一度行えば、その効果が毎月、そして何年にもわたって続くのが大きなメリットです。初めは面倒に感じるかもしれませんが、契約書類を一つずつ確認し、インターネットで比較サイトを活用すれば、誰でも実践可能です。年金だけで生活するには厳しい時代ですが、固定費の見直しは確実に家計を改善してくれる有効な手段といえるでしょう。

4. 「年金だけでも諦めない!趣味と旅行を楽しむ工夫とリアルな家計内訳」

年金生活だからといって趣味や旅行を諦める必要はありません。私の場合、月々の年金収入は夫婦合わせて約24万円。この金額でも工夫次第で、趣味も旅行も楽しんでいます。まずは私たちの家計内訳を正直に公開します。

【月々の支出内訳】
・固定費(住居費/光熱費/通信費):8万円
・食費:5万円
・保険/医療費:2万円
・交通費:1万円
・趣味/娯楽:3万円
・旅行積立:2万円
・予備費:3万円

趣味を楽しむための最大のコツは「シーズンオフ狙い」です。旅行は閑散期の平日を選ぶことで、宿泊費が最大50%オフになることも。JR東日本の「大人の休日倶楽部」や各旅行会社のシニア割引を活用すれば、さらに交通費も節約できます。

温泉旅行が好きな私たちは、年に4回ほど2泊3日の小旅行に出かけます。一回あたり6万円程度、年間で約24万円の支出です。これは毎月2万円の積立で実現しています。

趣味の面では、公民館の無料講座やカルチャーセンターのシニア割引コースを活用。また図書館の利用で書籍代はほぼゼロに抑えています。妻は地域のガーデニングサークルに入会し、植物の交換会で新しい品種も無料で楽しんでいます。

また、スマホは大手キャリアから格安SIMに切り替え、月額料金を2人で1万円から3,000円に削減。テレビはアンテナ受信のみで、動画配信サービスは一つだけ契約して月1,000円に抑えています。

年金生活の醍醐味は「時間の余裕」です。この時間を活かせば、お金をかけなくても充実した日々を過ごせます。大切なのは「諦めない」という姿勢と、「工夫する」という柔軟性です。次回は、私たちが実践している食費節約術を具体的に紹介します。

5. 「医療費・介護費の備えは十分?年金生活3年目の収支と将来への準備」

年金生活において最も心配なのが、突然の医療費や将来の介護費用ではないでしょうか。長生きするほどこれらの支出が家計を圧迫するリスクは高まります。年金生活3年目の私たち夫婦の医療・介護関連の支出と備えについて詳細に公開します。

まず、現在の定期的な医療費支出です。夫婦2人の医療保険料は月額12,800円、年間153,600円となっています。これに加え、定期的な通院費用と薬代で月平均8,500円ほどかかっており、年間で約102,000円です。夫は高血圧、私は関節痛の治療のための定期通院が主な内容です。

予期せぬ医療費としては、昨年夫が突発的な胆石の治療で入院した際、窓口負担として87,000円の出費がありました。高額医療費制度の還付で後日57,000円が戻ってきましたが、一時的に大きな出費となりました。こうした突発的な医療費に備え、当面の医療費用として50万円を流動性の高い預金口座に確保しています。

将来の介護に備えた対策としては、以下の3つの準備をしています:

1. 介護保険:公的介護保険料は年金から天引きされており、夫婦で月約12,000円です。さらに民間の介護保険に加入しており、月額9,600円を支払っています。

2. 住環境の整備:将来の要介護状態に備え、浴室と玄関に手すりを設置しました。費用は合計で126,000円でしたが、自治体の高齢者住宅改修補助金で40,000円の助成を受けることができました。

3. 介護資金の準備:介護施設入所に備えて、定期預金で300万円を確保しています。これは施設入所時の初期費用や数か月分の利用料を想定したものです。

収支全体でみると、年金収入から医療・介護関連費用(保険料、通院費など)を差し引くと、月平均で約33,000円の支出となっています。これは総支出の約15%を占めており、決して小さくない割合です。

将来への不安要素としては、医療技術の進歩による治療費の高額化や、介護保険制度の改正による自己負担増加の可能性があります。そのため、投資信託で少額ながらも資産形成を続け、年間約36万円ほどの増加を目指しています。

国の制度としては、後期高齢者医療制度や高額医療費制度などのセーフティネットがありますが、これらを最大限活用するための知識も重要です。地域包括支援センターに相談し、利用可能な制度について定期的に情報収集しています。

年金生活者にとって、医療費・介護費の備えは生活の質を維持するために不可欠です。現状の収支バランスを見直しながら、無理のない範囲で将来への備えを強化していくことが大切だと実感しています。

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